名前:イマジニス ( Imaginis )
年齢:不明
人称:わたし/あなた
性別:不明
眸色:不明
髪色:黒
職業:人形師
気味の悪い丁寧語で話す。
素顔も性別もよく分からない。貧血気味なのかふらふらしている。
仮面の裏に変声機でもあるのかノイズ混じりの男の声と女の声が重なったような声で 喋る。
傍らの人形は度重なる失敗の中初めて完成させた人形。
名前はリベッド。
ただ、目に嵌める魔法石の魔力量をしくじったので半面が割れてしまっている。
売り物にならない、が愛着は有る様子。
店内が一見無人に見えるが店主は商品の人形に紛れているので要注意。
【お店:憑代堂(よりしろどう)】
入り組んだ路地の先、他の建物に埋もれるように細長い扉が有る。
遮光カーテンで中は見えない。
店内は薄暗い。壁に様々な人形が吊るされている。
奥の店主の椅子には何故か顔のひび割れた人形が座っている。
椅子の奥のドアから先は生活スペース。工房は地下。
【人形】
はじめは話さないし、動かない。
ただ目を離すと傍に居たりする。 店主曰く「あなたに気に入られたいようです」とのこと。
みんな目の色が赤系統。薄かったりどす黒かったり。
大事にしてくれたら買い手に影響を受けた性格になる、話し始めて動き始める かもしれない。
大事にしなかったらしらない。
(取り返しが付かなくなる前にハイエナが回収しに伺います。返金はしない。)
【彼もしくは彼女の過去】
赤子の頃ある人形師に拾われる。人としてではなく、生きた材料として。
人形師は赤子の額にハウライトの様な魔法石を植え付け、その赤子をイマジニスと名付けた。
人形師曰く「私の死神、お前は魔女への贈り物。私の最高傑作」とのこと。
イマジニスが12の頃、魔女の元へ贈られる、が人形とは認められなかった。
赤子の頃植え付けられた魔法石は成長と共に肥大して行った。
今では顔を覆う鳥の頭蓋のようになっている。
名前:ハイエナ ( Haiena )
年齢:25
人称:俺/あんた・お前
性別:男
眸色:オリーブ
髪色:暗い赤
職業:人形泥棒
普通の人間。
危機回避能力が高い、と見せかけて影が薄いだけなのでは疑惑の泥棒。
幼少期からゴミやら死体やらあさって何とか生きて来た。
スリ、窃盗も生きる為にやって来た。逃げたり隠れたりは得意だった。
たまたま盗みに入った屋敷で鳥籠に入れられたヒムシ(白い蛾を模した小さな人形)を見つける。
目的とは違うものを盗んだ事によって初めて失敗する。
ヒムシを助ける(盗む)事によって追手から背中に重傷を負わされる。
ヒムシが近場に居合わせた人形師に助けを求め、一命を取り留めた。
治療時に使用した麻酔のせいで現在も痛覚が鈍い。
ヒムシを助けて以降、ヒムシの願いで同じ様な人形達を助けて回っている。
ハイエナを助けたのはイマジニス。人形のお願いだから聞いた。
生きたまま腹の中を覗かせてもらう事を条件に傷を治した。
ヒムシはよく分からなかったので助かるなら何でも良いと了承した。
ので、ハイエナの首から腹にかけて大きな縫合痕がある。
意識が戻った時には貧血でひたすら気持ち悪かったとか。
【後世編】
名前:イニス ( Inis )
年齢:20
人称:わたし/あなた
性別:女
眸色:ワインレッド
髪色:黒
職業:標本作家
街の郊外で標本屋を営む女性。
物心つくころからなにかを探していたらしく、今の店を構えるまで各地を転々としていた。
今は探しものがみつかったようだ。
少し離れた田舎に生物学者の父が居る。